和知場峠

ちょっとした展望のある、ちょっとした峠

読み方わちばとうげ
標高931m
位置長野県大町市
道路長野県道324号線
水系信濃川

実走日2001年5月4日(金)
地図などGoogle Maps地図院地図
関連書籍信州百峠峠への挽歌

和知場峠は、長野市から大町市あるいは白馬村へ向かう県道31号線(通称オリンピック道路)から青木湖に一気で抜ける県道の峠道である。地図を見る限りは便利そうなのだが、実際はかなりの悪路。勾配はきつく、幅も1車線ぎりぎりしかない。ただしダートはない。

頂上からは白馬の山並みと青木湖のちょっとした眺め(本当にちょっとしたもの)がある。

青具側のはじめのうちの上り美麻村(当時)と大町市の境界

大町市青具(当時は北安曇郡美麻村)の県道33号線から左にそれて和知場峠への道に入る。ここの標高は670mほど。のっけから完全1車線の農道のようで、途中で切れやしないかと思わせる雰囲気だ。

舗装はされているが道は狭いし、ガードレールもほとんどない。立派な悪路だが、ときどき県外ナンバーの乗用車が通っていく。

しばらく上るとものすごい急坂になった。15%近くあったのではないかと思う。苦しみつつ大町市の市域に入り、なおも上る。


たぶん爺ヶ岳青木湖

使われているのかいないのかわからないが建物があるとそこが頂上。目の前が開け、白馬の山並みと青木湖を見下ろす。見晴らしがいいのは、すぐそこがヤナバスキー場のゲレンデになっているからだ。

で、写真は頂上で撮った爺ヶ岳と青木湖の写真。超広角レンズがあれば両方を同時にフレームに収められるかもしれない。ただし、こう言っては何だが、大眺望ではない。

ここからの下りはすぐ終わる。青木湖の湖面標高は約820mだから、峠との標高差は100mそこそこしかないことになる。

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2002年1月7日初版 / 2006年1月3日更新